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会えてよかった

この本を校閲されて十日後、作者は亡くなりました。
思い通りにいかない人生の生き方を、愛を込めて教えてもらえます。

どんな時でも人は笑顔になれる
渡辺和子
PHP

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安野氏が出会った50人余りの人の素顔の一部を覗けます。
藤原正彦氏が教え子だったこと・高峰秀子氏の別れの電話・・・驚いたり頷いたりの連続でした。

会えてよかった
安野光雅
朝日新聞出版

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何と食べることを大切にされるご夫婦ですね。
そして今おひとりになられてもテーブルクロスをかけて食事をされている英子さん、もちろんアイロンをかけてです。
洗いっぱなしの私は恥じ入ることばかりでした。

ふたりからひとり
つばた英子・しゅういち
自然食通信社

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あの連合赤軍を題材にした小説です。
結末の展開は思いもよらぬサプライズでした。
それぞれの親や兄弟や親族の辛い関わりに目がいくのは、私が年取った証拠です。

夜の谷を行く
桐野夏生
文芸春秋

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安野氏が後書きで「肩書きにこだわらない人ばかりの50人だった」と言われていました。
改めて安野氏の懐深い人柄を思います。

近頃のマスコミを賑わしているドタバタ劇の登場者との違いが、はっきりと見えてきますよ~

06:30 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

平家物語の読書会

今回の集まりは初めての場所です。
事前に「とっても見晴らしのいい所ですよ」と聞いていましたが、空と海・・・心が広がりました。

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地元出身者のデザインした映画ポスターと・・・

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そして昭和の映画資料が展示してある公共の施設です。

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受付で100円でドリップコーヒーも淹れてもらえます。
おかげでお茶の時間も楽しめました。

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今回は「主上都落」で、平家物語のクライマックスです。
法王はボロをまといさっさと雲隠れをしてしまうのです。
この時平家方のリーダーの平宗盛が、もう少し切れ者でしたら歴史は変わったでしょう・・・

つくづく各界のトップの重要性を考えてしまいます。
そして今現在の指導者はどのような判断をしているのでしょうか?
考えることの多い読書会でした。


07:42 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

漢字はお好きですか?

9月になりやっと部屋に花を飾れるようになりました。
毎朝朝顔を1輪活けて昼まで眺めています。

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1日は写経会でした。
坊守さん手作りの甘酒は甘くて美味しかったです。
砂糖が入っていないのに不思議ですねぇ。
「飲む点滴よ」と隣の人が教えてくれました。

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回りの人が次々と写経を完成し製本されるのに、私は全然できません。
この角張った漢字が苦手なのですよ。
「自分流にどんな字でもいいですよ」と御院さんは言われますが、やはりお経ですからきちんと!とこだわるのは石頭の私です。

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「本の虫」で博学のMさんの口癖が「三国志はおもしろい、ぜひ読むべきよ」。
いつも聞き流しておりましたら、40代の女性が同じことを言うのです。
「こんなにおもしろい本はないよ~」と
それでは!と図書館で借りましたが、人名・地名・・・むずかしい漢字の羅列です。
誰が誰やら頭の中は大混乱状態ですよ~

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昔話を聞いてくださいね。
その本の作者の吉川英治氏は私の実家に来られたのですよ。
乃木希典という軍人が明治天皇の後を追い殉死しましたが、その部下が父の叔父で、彼も後を追ったとか。
彼の取材に吉川氏が来られたのです。
「先生が長生きされていたら小説に書いてもらえたのに・・・」と父は残念がっておりました。

昭和は遠くなりました・・・


06:24 | | comments (10) | trackbacks (0) | edit | page top↑

平家物語の読書会

「木曽山門牒状」「返牒」を読みました。
勢いに乗る義仲が上洛前に比叡山の衆徒に源平のどちらにつくかと牒状を送り、義仲に同心する答えをもらう場面でした。

テキストとして講談社のものや岩波書店のものと人によって違うものを読んでいて、それぞれで読み方や解釈が違います。
学者の間でも考えが違うのですね。

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お手製の20種類の薬草茶とパウンドケーキがおやつでした。

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千年ほど前の人々の人間模様に思いを馳せながら、おりしも今京都は祇園祭の最中なのですね。

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「余りの名文、ただ読み通すだけではもったいない、何度も読み暗誦しない?」との提案がありました。
歌うように口から平家物語を吟ずる・・・おもしろいですねぇ・・・

07:20 | | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

いじめと老いの本

6年生の女の子が主人公の児童文学です。
いじめにあう彼女の心と体が壊れていく様は読んでいて辛いものです。
ただ彼女の回りには同じ立場の同級生・おじさん・祖母・・・がいて全くの孤立ではありません。
それがとても大切なのですね。

きみは知らないほうがいい
岩瀬成子 作
長谷川集平 絵
文研出版

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この本が話題の的だった時期に図書館で予約すると何と124人待ちでした。
「これは先のことだ~」と忘れていましたら順番が回ってきたのです。
93歳の佐藤氏は相変わらず歯切れがいいのですが、聴力や気力・・・の衰えを盛んに嘆いておられます。
そして片や60代でそれを愚痴っている嘆かわしい私、30年後を考えることは恐くて・・・
まったく人間の出来がからっきし違いますね。

90歳。何がめでたい
佐藤愛子
小学館

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桐島氏の半生は大河ドラマのようでした。
型破りだけど人間的なご両親に育てられ、今の洋子さんがあり、かれんさんたちがいる・・・
しみじみ「教育は3代」と思います。

媚びない老後
桐島洋子
中央公論新社

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佐藤氏も桐島氏も筋が通ってまっすぐ生きておられ、惚れ惚れとし尊敬します。

けれども現代はそのように生きようとする子供や若者は孤立しがちです。
いったい何が変わったのでしょうか?

07:07 | | comments (10) | trackbacks (0) | edit | page top↑