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トンネル2165歩!

車で走れば2分余りの2.6キロのトンネルを歩くと2165歩、20分以上かかります。
ひたすらてくてく歩くと前方に小さな光が見えてきて、次第にそれが大きくなり・・・

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広い空、緑の木々・・・が目の前に広がりそして何より清々しい空気がおいしくて、こののびのびとした開放感がたまりません。
まるで人生の一コマみたいです。

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きょうは隣町の小さな本屋さんを訪ねてきたのです。
探し物の新刊本が、町の中心部にある大きな本屋には置いてないのですよ。

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女性店主が選んだ玉のように美しい本が並んでいます。

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もちろん古い本も置いてあります。

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お目当ての島田潤一郎著『古くてあたらしい仕事』です。
これが今年最後の買い物の本です。

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本の帯に「噓をつかない。裏切らない。・・中略・・それしかできない」とありました。
誠実な島田氏の人柄に胸が熱くなりました。

この一年拙いブログをお読みいただき感謝です。
どうぞよいお年をお迎えくださいね。

05:12 | | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑

じじばばのるつぼ

挿画や表紙絵は丸くて愛らしい老人ですが、内容は「レジ前のばば」「運転するじじばば」「厚顔ばば」など24の問題高齢者の実態を厳しく指摘してあります。
人ごと?
いえいえ認めたくないけど私もです、あー

じじばばのるつぼ
群ようこ
新潮社

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青少年向けに恵子さんの体験を赤裸々に綴った本です。
戦後父親のない子を出産し、世間体第一の祖母の仕打ちの中でのお母様の在り様には胸が詰まるばかりです。
そしていつの世も大人の世界を写す子供社会のいじめ、その経験談を伝える恵子さんは正直でまっすぐですね~
最後父親が出てくるのですが・・・
何とも人間は変わります・・・

崖っぷちに立つあなたへ
落合恵子
岩波ジュニア新書

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主人公の建築士が設計し周囲から絶賛された家に行くと、越してきた気配がなく一脚の古い椅子だけが、窓に向けておいてあるのです。
バブル崩壊で失業し離婚した妻や娘、同業の仲間たちとの熱い関係、そしてブルーノ・タウトが絡み、前作の『64』にも負けないおもしろさでした。

ノースライト
横山秀夫
新潮社

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頂く絵はがきも冬になりました。
空気は冷たいけど手紙は暖かい!

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るつぼとは耐熱容器、熱狂的興奮に沸いている状態ですって。
きびしいですね・・・

07:50 | | comments (14) | trackbacks (0) | edit | page top↑

毎日いろいろ

知人のお薦めの本です。
作者は人気の漫画家なのですね。
マリさんのお母さんはマンガでは荒々しく粗野に描かれていますが、写真では上品で優しい雰囲気です。
何もかも捨ててひとりで北海道で仕事と子育て、それが想像できないスケールの大きな生き方なのです。

ヴィオラ母さん
ヤマザキマリ
文芸春秋

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『魔女の宅急便』の作者、角野栄子さんは82歳ですが、何とすてきな女性でしょう!
その秘密の方法が衣食住を写真中心に編集された楽しい本です。
なにより色が溢れてこんな服装もいいなあ!とおもうのですよ!

毎日いろいろ
角野栄子
角川書店

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夫妻の短い一言を集めてあります。
(一番嫌いな人間のタイプは?と聞かれた次郎氏は)「ウソをつく奴」と答えた。
「あたし、利巧なインテリなんてもうあきあきなんです」と正子氏。

白洲次郎・正子 珠玉の言葉
講談社

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子供時代「噓つきは泥棒の始まり」ときつく戒められたものですが・・・

隣の隙間の土地に白い芙蓉が咲いています。
鳥の贈り物ですよ。

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        白芙蓉朝も夕も同じ空     阿部みどり女

08:10 | | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑

夏と細見綾子と・・・

Yさんは俳句歴20年以上、砂糖水のようなやさしい話し方の高齢女性です。
「ゆっくり読んでね」とこの本を貸して下さいました。

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月に一度Yさんが俳句を「今月の一句」として紹介してくださるのですよ。
そこで初めて細見綾子さんを教わり、大好きになりました。

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夏は暑さを言い訳にしてゴロゴロとトド暮らしです。
今年せめて何かひとつでもと、この本の1頁の2句を毎日書き写すことにしました。
わずか5分の勉強ですが、全部で200首余りありました。

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     時じくに秋空欠けて瀧落つる        細見綾子

Zの散歩道3_深山の滝_


岩手県の田村のお殿様がお好きだった和菓子「田むらの梅」です。
梅・青じそ・もち米で作られ味も佇まいも風雅です。

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お陰で美しい日本の言葉を知りました。
これを日々の暮らしに使えたら、どんなにか潤いのある生き方ができるかしら・・・
おまけの人生残り時間にぽっと灯りが点りましたよ、Y さんありがとう!


06:36 | | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ころべばいいのに

ヨシタケシンスケさんは46歳、いつもクスッと笑える絵が好きです。
小学生の女の子が嫌な気分になり、落ち込み、もがき・・・その処理が身につまされる本です。
私は特に手や足の表情に目がいくのですよ~

ころべばいいのに
ヨシタケシンスケ
ブロンズ新社

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服の整理が遅々として進まないのに見かねたのでしょうか?
Aから贈られた本です。
「いくら良いものでも古いものは端からみるとおかしい」「いい加減な服より5千円のタイツを買おう」・・・など年金生活者には目の回るような指摘もありました。
「いつも同じ服でいい」とあり喜んでおります。

服を買うなら、捨てなさい
地曳いく子
宝島社

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24歳の八木重吉と17歳で結婚、そして6年後に八木はなくなり、その10年後に長女を14歳でそしてその3年後長男15歳を、みんな結核で失った登美子の手記です。
正に清冽な生き方です。

琴はしずかに
吉野登美子
弥生書房

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天候不順のせいかやっと朝顔が咲きました。

       朝顔やすでにきのふとなりしこと       鈴木真砂女

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近ごろはまるで梅雨のような日々で、猛暑にやっと耐えてきた体はフラフラです。
どうぞご自愛くださいね。

06:16 | | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑