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平家物語の読書会

「木曽山門牒状」「返牒」を読みました。
勢いに乗る義仲が上洛前に比叡山の衆徒に源平のどちらにつくかと牒状を送り、義仲に同心する答えをもらう場面でした。

テキストとして講談社のものや岩波書店のものと人によって違うものを読んでいて、それぞれで読み方や解釈が違います。
学者の間でも考えが違うのですね。

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お手製の20種類の薬草茶とパウンドケーキがおやつでした。

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千年ほど前の人々の人間模様に思いを馳せながら、おりしも今京都は祇園祭の最中なのですね。

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「余りの名文、ただ読み通すだけではもったいない、何度も読み暗誦しない?」との提案がありました。
歌うように口から平家物語を吟ずる・・・おもしろいですねぇ・・・

07:20 | | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

いじめと老いの本

6年生の女の子が主人公の児童文学です。
いじめにあう彼女の心と体が壊れていく様は読んでいて辛いものです。
ただ彼女の回りには同じ立場の同級生・おじさん・祖母・・・がいて全くの孤立ではありません。
それがとても大切なのですね。

きみは知らないほうがいい
岩瀬成子 作
長谷川集平 絵
文研出版

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この本が話題の的だった時期に図書館で予約すると何と124人待ちでした。
「これは先のことだ~」と忘れていましたら順番が回ってきたのです。
93歳の佐藤氏は相変わらず歯切れがいいのですが、聴力や気力・・・の衰えを盛んに嘆いておられます。
そして片や60代でそれを愚痴っている嘆かわしい私、30年後を考えることは恐くて・・・
まったく人間の出来がからっきし違いますね。

90歳。何がめでたい
佐藤愛子
小学館

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桐島氏の半生は大河ドラマのようでした。
型破りだけど人間的なご両親に育てられ、今の洋子さんがあり、かれんさんたちがいる・・・
しみじみ「教育は3代」と思います。

媚びない老後
桐島洋子
中央公論新社

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佐藤氏も桐島氏も筋が通ってまっすぐ生きておられ、惚れ惚れとし尊敬します。

けれども現代はそのように生きようとする子供や若者は孤立しがちです。
いったい何が変わったのでしょうか?

07:07 | | comments (10) | trackbacks (0) | edit | page top↑

憧れの大人の女(ひと)

最近本は買いません。
図書館で間に合うのです。
でもこの暮しの手帖の別冊は発売日に本屋さんに飛んで行って買いました。
15人の日々の暮らしが写真入りでていねいに書きつけてあります。
読むと清々しくなり家事をがんばろう!という気持ちになれる本ですよ。

家事上手の暮らし
暮しの手帖社

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有元さんがやらないことは「先の心配をすること・人の評価を気にすること」だそうです。
私はいつもそれをやっていて、びくびくみっともなく生きているのです・・・
因みに先の暮しの手帖の別冊にも、彼女は登場していますよ。

毎日すること。ときどきすること。
有元葉子
講談社

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殿方以上にハンサムで惚れ惚れする白州氏の信条が選び抜かれている本です。
副題が「88の心を磨く言葉」ですが、自分にもきびしい人ですねえ。
おしゃれとは外面ではなく心でした。

白州正子のおしゃれ
白州正子
牧山桂子
新潮社

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1984年から1986年に朝日新聞に連載されたものです。
さすが経験値が違う苦労人の氏が誠実に答えておられ、今時のふわふわで中身からっぽのお偉い方々の言葉遊びのものとは格が違います。

高峰秀子の人生相談
河出書房新社

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それにしても三人ともきれいな日本語を使われます。
正しいものを求めていくと美しいものに出会える・・・というお手本のようですね。
もっとも最近正しいものとは?と聞かれどう答えればいいのかわかりませんが?

06:18 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

身軽に暮らす

手元に置いていつも眺める本のひとつです。
6人の実践のレポートと暮らし方のヒント集です。
すっきりした暮らし方に刺激されこの春30着近く服を処分し、少し身軽になれましたよ。

身軽に暮らす
石川理恵
技術評論社

身軽に暮らす


鎌倉の古い文具店で代筆もする若い女性の話です。
落ち着いてお茶を煎れて手紙を書きたくなるような本でした。
作者は「間」を意識して書き上げたとか・・・

1日1枚手紙を書ける暮らしが目標ですが、現実は程遠い私です。
ついうっかりともらった手紙の返事を書き忘れないようにしなくてはと、いつも言い聞かせております。

ツバキ文具店
小川糸
幻冬舎

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オランダの児童文学です。
ナチスドイツ占領下、家を追われ人里遠く離れた山奥の農家での共同生活する11歳の少女が主人公です。
子供はそれなりに環境に順応し楽しみも見つけますが、親の苦悩はどれほどでしょうか?
生活の基盤を失い子供を育て生きていくきびしさは想像もつかず、胸が詰まるばかりでした。

第8森の子どもたち
エルス・ベルフロム作
野坂悦子訳
福音館書店

第8森の


今大規模な自然災害の警告が巷に溢れています。
片や人的災害の最たるものの戦争ですが、こちらも「歴史は繰り返す」の言葉がヒタヒタと押し寄せている時代ではないでしょうか?
本を読み想像力を膨らませたいものです。


08:06 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

古本屋で見つけた本

茨木のり子の詩集です。
編集が大岡信・谷川俊太郎、装幀が安野光雅、写真が沢渡朔、鑑賞が川崎洋、そして木下順二とそうそうたる名前が上がっています。
昭和58年にこんなにていねいで贅沢な本が出版されていたのですね。
もちろん絶版です。

茨木のり子
中央公論社

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いきいきとひとり暮らしをされていて89歳という女性を3人知っていますが、吉沢さんは更に上の90歳代です。
やはり戦争体験者は心持ちが違うと感心しています。
何を真似しましょうか?

前向き。
吉沢久子
マガジンハウス

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歴女ならぬ歴婆です。
特に維新前後や昭和に興味津々です。
この3冊は歴史は勝者によって作られる・・・ことを教えてくれました。

西郷隆盛伝説
佐高信
光文社

明治維新
井上清
中公文庫

偽りの明治維新
星亮一
大和書房


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私の住む町から古本屋さんが消えました。
それで他所の町にいくと必ずそこへ行くのですよ。
感受性の力が店から溢れかえっている気がするのですが・・・

 (文中の敬称は略させていただきました)

08:42 | | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑