link    write  admin

身軽に暮らす

手元に置いていつも眺める本のひとつです。
6人の実践のレポートと暮らし方のヒント集です。
すっきりした暮らし方に刺激されこの春30着近く服を処分し、少し身軽になれましたよ。

身軽に暮らす
石川理恵
技術評論社

身軽に暮らす


鎌倉の古い文具店で代筆もする若い女性の話です。
落ち着いてお茶を煎れて手紙を書きたくなるような本でした。
作者は「間」を意識して書き上げたとか・・・

1日1枚手紙を書ける暮らしが目標ですが、現実は程遠い私です。
ついうっかりともらった手紙の返事を書き忘れないようにしなくてはと、いつも言い聞かせております。

ツバキ文具店
小川糸
幻冬舎

IMG_6419.jpg


オランダの児童文学です。
ナチスドイツ占領下、家を追われ人里遠く離れた山奥の農家での共同生活する11歳の少女が主人公です。
子供はそれなりに環境に順応し楽しみも見つけますが、親の苦悩はどれほどでしょうか?
生活の基盤を失い子供を育て生きていくきびしさは想像もつかず、胸が詰まるばかりでした。

第8森の子どもたち
エルス・ベルフロム作
野坂悦子訳
福音館書店

第8森の


今大規模な自然災害の警告が巷に溢れています。
片や人的災害の最たるものの戦争ですが、こちらも「歴史は繰り返す」の言葉がヒタヒタと押し寄せている時代ではないでしょうか?
本を読み想像力を膨らませたいものです。


08:06 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

古本屋で見つけた本

茨木のり子の詩集です。
編集が大岡信・谷川俊太郎、装幀が安野光雅、写真が沢渡朔、鑑賞が川崎洋、そして木下順二とそうそうたる名前が上がっています。
昭和58年にこんなにていねいで贅沢な本が出版されていたのですね。
もちろん絶版です。

茨木のり子
中央公論社

IMG_6416.jpg


いきいきとひとり暮らしをされていて89歳という女性を3人知っていますが、吉沢さんは更に上の90歳代です。
やはり戦争体験者は心持ちが違うと感心しています。
何を真似しましょうか?

前向き。
吉沢久子
マガジンハウス

IMG_6417.jpg


歴女ならぬ歴婆です。
特に維新前後や昭和に興味津々です。
この3冊は歴史は勝者によって作られる・・・ことを教えてくれました。

西郷隆盛伝説
佐高信
光文社

明治維新
井上清
中公文庫

偽りの明治維新
星亮一
大和書房


IMG_6167.jpg

私の住む町から古本屋さんが消えました。
それで他所の町にいくと必ずそこへ行くのですよ。
感受性の力が店から溢れかえっている気がするのですが・・・

 (文中の敬称は略させていただきました)

08:42 | | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

おーいぽぽんた!

ぽぽんたは何でしょうか?
狸ではありませんよ。
川崎洋さんの詩がヒントです。
子供向けの本ですが100以上の詩歌が集められ、音読すると胸が高鳴りますよ。
日本語の魅力、再発見です!

おーいぽぽんた
茨木のり子・谷川俊太郎他編集
福音館書店

IMG_6007.jpg


飛行機事故で亡くなられ伝説の人となった向田氏も天が二物を与えた人ですね。
切れ味の良い文章を書き、美人でセンスもよくて、暮らし上手で・・・
スーツも帽子もお手製が多く、プロ並ですよ。
憧れの人の暮らしぶりをうっとりして読みました。

向田邦子おしゃれの流儀
向田和子
新潮社

IMG_5966.jpg


中学生が主人公です。
今の時代は心が清くやさしい人は生きにくいのです。
そうして心が風邪をひいてしまうのです・・・

つきのふね
森絵都
角川文庫

IMG_6189.jpg


強烈に展開するストーリーが最後小学2年生の手紙で終わります。

<いまはたいへんなじだいでだれでもすぐくるうけどこの世にちいさくてもとうといものがあってそうゆうものがたすけてくれる>

06:44 | | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

悲しみの平家物語読書会

今回は「願書」を読みました。
木曽義仲が平家の大軍との戦いの前に八幡宮に祈願すると勝利の印の鳩が飛ぶ場面です。
この頃の義仲は正義感あふれる人間でしたが、この後権力の座につくと変身していくのです・・・

IMG_5898.jpg


お手製のクッキーと干し柿でお茶をしました。

IMG_5876.jpg


そして悲しい知らせを聞きました。
この会の創立メンバーのひとりで一番若いTさんが先月亡くなったのです。

IMG_5148.jpg


45歳でした。
若すぎます。

IMG_4395.jpg


いつも車で送ってもらい、車中で現役世代の暮らし情報を聞くのが楽しみでした。
今でも清潔な横顔が目に浮かびます。
さびしくて残念でたまりません・・・

06:16 | | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

旅で出会った暮しの手帖

大相撲の幟がはためく街です。
神社の大きな樹とよく似合いますね!

IMG_5796.jpg

 
他所の街に出かけると商店街に行くのが好きです。
八百屋さんも魚屋さんも肉屋さんもありました。

IMG_5792.jpg


その外れに古本屋さんもありました。
「何を探してる?」と声を掛けられ「暮しの手帖」と答えると「いっぱいあったけどNHKの朝のドラマのお陰ででよく売れてね」と言われるのです。
そして美空ひばりの話になり、常連のおじさんも加わり賑やかな昭和談義になりました。
聞けば同じ世代でしたよ。

IMG_5789.jpg


そこで買った十年以上前の暮しの手帖です。
パラパラ拾い読みをしました。
何と骨のある記事が多いのですよ。

IMG_5805.jpg


高齢化と社会変化でこの頃からが、この雑誌の売上が大きく落ち込んだ時期でしょうか?
かくいう私もこの時期は読むのを止めていたのです。
名編集長の花森氏は後進を育てることに何より力を注いだ人でした。
そして二度と戦争をしない国にすることも・・・

読者は本を買い応援しなくてはいけないのに・・・

苦い思いと懐かしさ・・・複雑です。

06:42 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑