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トンネル2165歩!

車で走れば2分余りの2.6キロのトンネルを歩くと2165歩、20分以上かかります。
ひたすらてくてく歩くと前方に小さな光が見えてきて、次第にそれが大きくなり・・・

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広い空、緑の木々・・・が目の前に広がりそして何より清々しい空気がおいしくて、こののびのびとした開放感がたまりません。
まるで人生の一コマみたいです。

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きょうは隣町の小さな本屋さんを訪ねてきたのです。
探し物の新刊本が、町の中心部にある大きな本屋には置いてないのですよ。

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女性店主が選んだ玉のように美しい本が並んでいます。

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もちろん古い本も置いてあります。

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お目当ての島田潤一郎著『古くてあたらしい仕事』です。
これが今年最後の買い物の本です。

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本の帯に「噓をつかない。裏切らない。・・中略・・それしかできない」とありました。
誠実な島田氏の人柄に胸が熱くなりました。

この一年拙いブログをお読みいただき感謝です。
どうぞよいお年をお迎えくださいね。

05:12 | | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑

暖かい!うふふふふ!

年毎に寒さが苦手になりました。
40年以上も前に建てた家は断熱材の性能が悪く、コンクリートの家は外気をもろに伝えまるで冷蔵庫状態です。

毎年Bが贈ってくれるメリノウールの下着です。
静電気が起きず暖かいのです。
値段は目が飛び出そうで、自分では絶対に買えませんよ!

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ゆずをもらいました。
今年はマスコバト糖でゆず茶にしました。

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ゆずはザクザク切り種だけ取り除き、砂糖を交互に入れて冷蔵庫へ。
色の悪いゆず茶ですが、熱い湯で割ると爽やかに温まるのです。

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酒粕に砂糖を入れて煮溶かすかんたん甘酒ですが、すり生姜を混ぜてフーフー言いながら飲むとポカポカしてきます。

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骨密度5段階評価で私は下から2番目の要注意です。
牛乳飲んで大豆を食べて・・・カルシウム!
そしてお日様に手を当てて・・・ビタミンD!
冬の日差しは良い気持ち・・・

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       三月の甘納豆のうふふふふ     坪内稔典

坪内氏は1944年生まれ、殿方がこんな句を作られるとは!うふふ!ほくそ笑んでおりますよ。

08:37 | いろいろ | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑

じじばばのるつぼ

挿画や表紙絵は丸くて愛らしい老人ですが、内容は「レジ前のばば」「運転するじじばば」「厚顔ばば」など24の問題高齢者の実態を厳しく指摘してあります。
人ごと?
いえいえ認めたくないけど私もです、あー

じじばばのるつぼ
群ようこ
新潮社

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青少年向けに恵子さんの体験を赤裸々に綴った本です。
戦後父親のない子を出産し、世間体第一の祖母の仕打ちの中でのお母様の在り様には胸が詰まるばかりです。
そしていつの世も大人の世界を写す子供社会のいじめ、その経験談を伝える恵子さんは正直でまっすぐですね~
最後父親が出てくるのですが・・・
何とも人間は変わります・・・

崖っぷちに立つあなたへ
落合恵子
岩波ジュニア新書

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主人公の建築士が設計し周囲から絶賛された家に行くと、越してきた気配がなく一脚の古い椅子だけが、窓に向けておいてあるのです。
バブル崩壊で失業し離婚した妻や娘、同業の仲間たちとの熱い関係、そしてブルーノ・タウトが絡み、前作の『64』にも負けないおもしろさでした。

ノースライト
横山秀夫
新潮社

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頂く絵はがきも冬になりました。
空気は冷たいけど手紙は暖かい!

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るつぼとは耐熱容器、熱狂的興奮に沸いている状態ですって。
きびしいですね・・・

07:50 | | comments (14) | trackbacks (0) | edit | page top↑

広島市現代美術館で

広島市現代美術館は比治山の頂上にあるので、エスカレーターで登ります。

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茂った木々の間に美術品が設置されて、散歩にもいいのですよ!

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これはムーアの作品でとても高価と聞きました。

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黒川紀章設計の建物です。

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今回は未完成の建築物資料を集めた「インポッシブル・アーキテクチャー展」です。
左の挿図はブルーノ・タウトの「アルプス建築」です。
今横山秀夫著『ノースライト』を読んでいてブルーノ・タウトが小説の中心線なのです。
タイミングがよくてうれしくなりました。

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ザハ・ハディド氏設計新国立競技場の模型です。
残念ながら採用されませんでしたが、数分間の映像でプランのすばらしさに魅了されましたよ・・・

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見終わっていつもと違う道を降りていくと1646年に建立されたという神社に出ました。
すがすがしい社の気と遠く広がる街並みと遥かに連なる山並みと・・・
只々立ち尽くし眺めるばかりです・・・

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今年もあと少し、時は休みなく過ぎ去るばかりです・・・

       冬になり冬になりきってしまはずに    細見綾子
 

16:54 | 美術館 | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑

てくてく歩けば昭和にあえる

小春日和に誘われて隣の町までウォーキングに出かけました。
1.7キロのトンネルを抜けると古い神社に着きました。

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頭を垂れてお辞儀をし色褪せた明治の絵馬に見とれ、ふと振り返ると黄葉がきれいです。

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この山の裏が私の住む町でこの右下にトンネルがあるのです。
見る位置で山の姿はかわりますね~

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老舗の製造直売の蒲鉾屋さん、とうとうここだけになりました。
いつもお客さんが来ています、だって魚の味がするおいしい美味しい練り製品ばかりなのですから。

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お目当てのうどん屋さんは海沿いの工場や倉庫に囲まれたプレハブ建物です。
12時半ごろですが外で客が並んでいます。
ネクタイとスーツ姿・作業服姿・事務員風・セールス風のスーツの女性・国籍不明のカップル・・・で満員、割烹着の女性はテキパキと注文をとり、そしてお運び・・・とクルクル働き、狭い店内は活気に溢れていました。
そうあのなつかしい昭和の熱い食堂なのです。

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うどん定食でお腹一杯、町中に入ると何とレコード店です。
「冷やかしですよ」と青年店主に断り店内を見ると、レコードだけしかありません!!!
「よく集めましたね~」「好きなのですよ」
こんな田舎町で商売になるのでしょうか?

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帰り道バスに揺られながら「昭和はマニュアルなんか無しで接客していたなぁ」「きょうのうどん屋さんは人柄そのもので気持ちよかった!」とぼんやりと思いました。
なにしろそこで会計をすますと、「また来てね」と笑顔で言われたのですよ!

あ!この日は11キロ歩きました。

08:19 | いろいろ | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑