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ケチャップと回転木馬

新潮社のとんぼの本で紹介されたこの地の駅近くにある店のオムライスです。

海軍さんのオムライス


薄焼き卵でチキンライスを包んだだけのうちのオムライスです。

IMG_2649.jpg


確か小学校の一年生か二年生位の時です。
母親に連れられ町中のデパートにいました。
薄暗い地面の上で回転木馬が回っていました。
それを見ながら赤いごはんを母と二人で食べていました。
多分チキンライスだったのでしょう・・・
初めて食べたケチャップの不思議な味に驚いていたのを今でも覚えています。
貧しい田舎から一時間ほどバスに揺られて、母はこの町にどんな用事があったのでしょうか?

いそおかトマト

時が過ぎ若尾文子に似た母は相が変わるほど老け込みました。
頑丈な体と精神の持ち主の父は「病は気から」と言い、母が医者にかかることを認めませんでした。
そしてついに彼女は動くことができなくなり、やっと医院に行って即入院になりました。

今思えば私がはじめてケチャップを食べた日、彼女は薬を買いに出てきたのでしょうか?

父親そして国が絶対的な力をもって家庭、市民を支配していた昭和があったのです・・・

05:23 | | comments (10) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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Comments

#
おはようございます coco21さん
チキンライスのケッチャプ味と幼い日の
思い出 甘酸っぱい記憶と切ない気持ち
情景が浮かびます

coco21さんは、お父様を恨んでいますか
もう、許されているのでしょうか

ご自宅のオムライス、きれいに巻けていますね
破れやすいですよね
我が家は、破れたらケチャップで隠して
知らないそぶりです
by: ヨッシィー | 2016/07/29 10:35 | URL [編集] | page top↑
# オムライス
食にまつわる思い出は、ほのかなエッセンスとなって、その食べ物をより味わい深いものにしてくれますね。
オムライスをデパートの食堂で食べるのがごちそうだった時代に心をはせました。
by: のりのり | 2016/07/29 11:16 | URL [編集] | page top↑
# オムライス
オムライスにまつわるお母さまの思い出・・・
切なく、甘酸っぱい香りがしますね!
昭和が懐かしく感じるこの頃ですが、そうですねぇ~ 絶対的な力ってありましたね。
子供心にも有無を言わせぬ感じが・・・
coco21さんのオムライスは腕白坊やの顔のように見えますよ!ブロッコリーは髪の毛に。
私が作るのは、上の感じのオムライスです。
by: tomoko | 2016/07/29 21:38 | URL [編集] | page top↑
# Re: タイトルなし
ヨッシィー様

 おはようございます。
 ヨッシィー家の卵も破れると聞き安心しました。
 私もいつも破っておりますよ。うふふ。

 実の母親の愛に飢えていたのでしょうか?
 父は男前で男気のある男性でしたが愛情表現がいびつでした。
 それでも私は息苦しいほど可愛がられました。
 その分母や弟にはきつかったです・・・
 
 初孫の私の娘を胸に抱き散歩する姿は「あの頑固者がねぇ・・・」とご近所の恰好の話題になっておりました。
 
 大正生まれで戦争を体験した逞しい男も病にはかてませんでした。v-212
by: coco21 | 2016/07/30 07:09 | URL [編集] | page top↑
# オムライス
coco21さん、タイトルもステキですね♪
ケチャップの赤と、卵の黄色・・・
思い出はセピア色ではなく、一部分だけ、
カラーだったりしますね。
私のオムライスとの出会いは、幼い頃、
隣町のバス停の近くにあった洋食屋さんです。
お店のウインドウに飾られていたそれが、
とびきりおいしいごちそうのように見えて、
母に頼んで作ってもらいました。
ケチャップ味のチキンライスが、おいしかった~♪
私が作るオムライスは、今もやっぱりあの時の味です。

by: nana | 2016/07/30 07:10 | URL [編集] | page top↑
# Re: オムライス
のりのり様

 おはようございます。
 近頃何かの拍子に昔のことが思い出されるのです。
 そしてそれらが思いもつかないつながり方をするのですよ。
 そしてあの事もこの事も親に聞いておけばよかった・・・と後悔しております。

 デパートでお子様ランチを食べるのが私の子育て中の楽しみでした。
 今はそのデパートすらない田舎町になりました。

 あ~昭和が懐かしいです。v-374
by: coco21 | 2016/07/30 07:18 | URL [編集] | page top↑
# Re: オムライス
tomoko様

 おはようございます。
 うふふ!顔に見えましたか?
 私はtomoko さんと違い絵が書けないのですよ。
 図画工作(懐かしい言葉ですねぇ)が大の苦手でした。
 それでごまかしのきくケチャップで遊んでいます。
 tomoko 風のオムライスが理想ですがうまくできません。

 そうそう腕白坊やも大好きです。
 今エドワルドという絵本がお気に入りです。
 相当腕白です。
 ぜひ読んでみてくださいね~

 切ない母でしたが晩年は立場が逆転しました。
 いずれにしても人生のドラマを見せてくれた両親でした。v-520
by: coco21 | 2016/07/30 07:32 | URL [編集] | page top↑
#
私の昭和の母の思い出。

母は洋裁のプロでした。
(過去毛にしましたが今も、生きています)
ひと様の洋服をずいぶん縫っていました。

だけど一度だけ、母は別の洋裁師さんに
洋服をあつらえてもらったことがあります。

幼い私の手をつないで、その女の人の
店(家かなあ)に行ったのです。

なぜ?洋裁のプロの母が。
今も謎です。
グレーのスーツで母に似あってなかった。

出来上がった洋服を母は気に入らなくて
着ませんでした。

なぜ、人に頼んだのかしら。

今も謎です。
by: 森須もりん | 2016/07/30 23:10 | URL [編集] | page top↑
# Re: オムライス
nana様

 おはようございます。
 題名のことで思い出しました。
 大昔「青がっぱ」とあだ名された文学の指導者がいたのです。
 「無題」とタイトルされた作品を読み、彼は烈火の如く怒りました。
 それはその道の頂点を極めた者だけに許される題名、一般人が使うのは不遜で傲慢であると叱りつけたのです。
 そういう経験で題名を考えるのは難しいような、楽しいような複雑です。
 でもnana さんの言葉、うれしいです!

 そうですよね。
 洋食屋さんのウインドウは楽しかったです。
 どれにするか決める時どきどきしたものです。

 お母様の味を引き継いでおられるとか、ていねいなnana さんの暮らし方が目に浮かびます。v-22
by: coco21 | 2016/07/31 06:42 | URL [編集] | page top↑
# Re: タイトルなし
森須もりん様

 おはようございます。
 短篇ミステリーを読んでいる気分です。
 昭和の土くさい風を感じます。

 森須もりんさんのお母様も私の母もその時は今の私たちよりはるかに若いですよね。
 説明できない行動の折母親はおかっぱ頭の少女を連れている・・・
 あの時代の女性共通のものでしょうか?
 今よりはるかに生き方が拘束されていたでしょうし・・・

 私が親になり、時折母が心の内を話しかけたこともありました。
 私は心忙しくそれをグチと受け取り聞く耳を持ちませんでした。

 同じ女性として心寄り添う聞き方ができたのに・・・と切なく思うことしきりです。

 森須もりんさんのお母様おしゃれな方でしょうねぇ。v-120
by: coco21 | 2016/07/31 07:00 | URL [編集] | page top↑

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