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ファクトフルネス

図書館に行かないで古い家の本を読んでいます。

庄野潤三氏の「山の上シリーズ」の1冊で、昭和44年ごろの家族の話です。
私と同年代の長女、そしてよく似た家族構成・・・
いつ読んでも濃い会話やしぐさに、心が和み明るい気持ちになれるのです。
私の元気の素です。

絵合せ
庄野潤三
講談社

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「調味料は砂糖と醤油があればいい、なんてこともない簡単なものがおいしい」と瀬尾さんは言われています。
「大人のそぼろ」「玉葱の甘酢漬け」「大根のレモン和え」などいろいろ教わりました。

これでいいのだ!瀬尾ごはん
瀬尾幸子
筑摩書房

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「あなたは世界の真実を知っている?あなたはの常識は20年前で止まっている!?」と本の帯に書かれています。
そして自分の錯覚や間違った思い込みに驚きました。
ファクトフルネス(事実に基づく世界の見方)をグラフや数字、具体例で11章にわたり教わるのです。
因みにこの本は婿殿のお薦めです。

ファクトフルネス
ハンス・ロスリング
上杉周作、関美和 訳
日経BP社

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頂いて4週間目に入ったらクリスマスローズです。
毎日の水替えと茎の切り落としで、最後の蕾まで咲く健気な花ですね!

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『ファクトフルネス』の最後に「心配すべきグローバルなリスク」として五つ問題をあげ、1番目が「感染症の世界的な流行」とありました。
「感染力が強くどんな対策もきかないウィルス」と言われ、まさに今のコロナウィルスを予見されていたのです。
そして「頭を冷やして世界の人々と力を合わせよう」と・・・


06:25 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

夕べの雲

里山歩きで見つけた山繭です。
繭8個で1本の糸ができるとか?
天然の山繭で織られた布を見てみたいです。

山で蛾の幼虫は山繭の中でひたすら春を待っています。
私は家の中でじっと嵐の過ぎ去るのを待ちましょう・・・

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昭和40年前後の実話にそった家庭小説です。
父親の存在感が大きく、母親は家事万能、子供たちはよく遊びよく食べて、元気いっぱい。
庄野家の日常生活を読んでいると元気になってきます。

庄野氏の本は私の精神安定剤で、毎日数ページ読んでおりますよ~

夕べの雲
庄野潤三
講談社

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井上荒野さんの両親と瀬戸内寂聴氏の赤裸々な関係の小説です。
井上光晴氏はよほどのけた外れで魅力的な男性だったのでしょうね。
そういう人を知らないし想像もできない私は、関わる女性の心理も理解できず、おもしろいけど今のご時世、心がなおさらに沈み込む本でした。

あちらにいる鬼
井上荒野
朝日新聞出版

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大正時代の7つの短編集ですが最後の人物が、最初の主役とつながるのは見事でした。
読心術・千里眼・・・と占いが次から次へと出て、迷う女は更にさらに迷い込み・・・


木内昇
新潮社

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この混迷の今を占い師はどのように言うのでしょうか?

先日すてきなコメントを頂きました。
        <こんな時だから本を読みましょう、散歩をしましょう

06:00 | | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑

人生の終いじたく

図書館の予約50人待ちでした。
50代の作者は衣食住にすべて心をかけて、ていねいに暮らしていて惚れ惚れします。
私には体力気力到底無理なことばかりですが、ただいつも食卓は平らな状態に、何もおかないように・・・は実行できそうですよ!

心と住まいが整う「家事時間」
井田典子
マガジンハウス

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こちらは80代のメイコさん。
大邸宅からマンションに移る時の捨てっぷりは、目が回りそうでした。
大親友のひばりさんからの頂き物も処分されましたよ。

人生の終いじたく まさかの延長戦
中村メイコ
青春出版社

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あのグリコ・森永事件をヒントにして書かれたものです。
息を吞む展開で毎日の読書時間が楽しみでした。
映画化されるとか、配役を聞いてもピンときません。
だってイメージを作り上げていますから、ふふふ!

罪の声
塩田武士
講談社

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うちのお雛様は水仙に埋もれています。
桃ではなくて???

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「あー相変わらずおおざっぱね~」と娘たちの声が聞こえそうです。

06:53 | | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

トンネル2165歩!

車で走れば2分余りの2.6キロのトンネルを歩くと2165歩、20分以上かかります。
ひたすらてくてく歩くと前方に小さな光が見えてきて、次第にそれが大きくなり・・・

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広い空、緑の木々・・・が目の前に広がりそして何より清々しい空気がおいしくて、こののびのびとした開放感がたまりません。
まるで人生の一コマみたいです。

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きょうは隣町の小さな本屋さんを訪ねてきたのです。
探し物の新刊本が、町の中心部にある大きな本屋には置いてないのですよ。

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女性店主が選んだ玉のように美しい本が並んでいます。

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もちろん古い本も置いてあります。

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お目当ての島田潤一郎著『古くてあたらしい仕事』です。
これが今年最後の買い物の本です。

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本の帯に「噓をつかない。裏切らない。・・中略・・それしかできない」とありました。
誠実な島田氏の人柄に胸が熱くなりました。

この一年拙いブログをお読みいただき感謝です。
どうぞよいお年をお迎えくださいね。

05:12 | | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑

じじばばのるつぼ

挿画や表紙絵は丸くて愛らしい老人ですが、内容は「レジ前のばば」「運転するじじばば」「厚顔ばば」など24の問題高齢者の実態を厳しく指摘してあります。
人ごと?
いえいえ認めたくないけど私もです、あー

じじばばのるつぼ
群ようこ
新潮社

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青少年向けに恵子さんの体験を赤裸々に綴った本です。
戦後父親のない子を出産し、世間体第一の祖母の仕打ちの中でのお母様の在り様には胸が詰まるばかりです。
そしていつの世も大人の世界を写す子供社会のいじめ、その経験談を伝える恵子さんは正直でまっすぐですね~
最後父親が出てくるのですが・・・
何とも人間は変わります・・・

崖っぷちに立つあなたへ
落合恵子
岩波ジュニア新書

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主人公の建築士が設計し周囲から絶賛された家に行くと、越してきた気配がなく一脚の古い椅子だけが、窓に向けておいてあるのです。
バブル崩壊で失業し離婚した妻や娘、同業の仲間たちとの熱い関係、そしてブルーノ・タウトが絡み、前作の『64』にも負けないおもしろさでした。

ノースライト
横山秀夫
新潮社

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頂く絵はがきも冬になりました。
空気は冷たいけど手紙は暖かい!

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るつぼとは耐熱容器、熱狂的興奮に沸いている状態ですって。
きびしいですね・・・

07:50 | | comments (14) | trackbacks (0) | edit | page top↑